戦前スピードアップを目指して流線型が良く製造されたその中のひとつである。
昭和12年、東部線用の曲面ガラス採用の流線型形電車として、名鉄初のオール転換クロスシートとして登場した。
150PSのモーター、回生ブレーキと高度化され、最高時速100Km/hの俊足ぶりをみせた。
デビュー当初は2両編成で昭和25年12月に中間動力車を新造、3両編成となる。
昭和28年8月には中間付随車を新造し4両固定編成となった。
それぞれ製造年が異なるにも関わらず、中間車にもスカートをはき先頭車との均整の取れた美しい編成を誇っていた。
昭和42年に正面を一枚窓に更新された。
愛称がその形から「いもむし」と云われるようになった。