名鉄旧車両 Ｐ５
５０００形
昭和３０年、カルダン駆動の実用として国鉄より数年早く成功させたオールＭ編成の車両である。
１２５Ｋｍ／ｈの運転を可能にした特急形であった。室内は３４００形と同じく転換クロスシートとした。
制御・ブレーキ装置はウェスチングハウス車のコピーである。
名古屋本線 山王駅（ナゴヤ球場前駅）
種別は「高速」特急と急行の中間と言うことでネーミングされた
上部の写真と比べると運転台のガラスに枠が追加されているのがわかる
名古屋本線 山王駅（ナゴヤ球場前駅）
５２００形
昭和３２年５０００形と同じ性能を持ち、先頭は貫通路付きを採用して登場した。
台車もアルストーム方式から軸バネ式に変更し乗り心地が向上した。
登場時は２両編成だったが５１５０形を組み込んで４両固定編成となった。そのため中間車と先頭車の側面が違う。
１１０Ｋｍ／ｈを軽く出す性能を持つ、後に足回りだけを５３００形に譲り、５２００形の車体だけは豊橋鉄道に売却された。
名古屋本線 山王駅（ナゴヤ球場前駅）
名古屋本線 山王駅（ナゴヤ球場前駅）
事故により高運転台に改造されたタイプ
後ろ４両は７１００形４両編成の貴重な写真
昭和６１年８月撮影
Ｐ５
